【報 告】5年振りに高来神社(大磯町)から高麗神社(日高市)へ歩く 第9回高麗王・若光ウオーク
高麗郡建郡1300年(2016年)の初開催から9年を迎えて実施。一昨年、昨年と所謂「逆打ち」を行ってきましたが、何と第3回以来、6年ぶりに「順打ち」、大磯町の高来神社から日高市の高麗神社へと歩きました。
昨年は秋に開催したので今年は春開催に。桜の開花が遅れたこともあり、道中「桜」「ツツジ」などの花が咲く中を歩きました。さらに、これまで4日間のうち必ずと言っていいほど、1日は雨模様となりましたが、今年は全日程が天候に恵まれ、春を満喫しながら歩くことができました。
1日目:4月13日(土) 高来神社~海老名駅(24km)30名
2日目:4月14日(日) 海老名駅~橋本駅(25km)22名
3日目:4月27日(土) 橋本駅~福生駅(24km)25名
4日目:4月28日(日) 福生駅・東福生駅(23km)35名
※延べ112名、参加者数48名、完歩者16名
主催:高麗1300、高麗王・若光ウオーク実行委員会
後援:埼玉県西部地域振興センター、日高市、大磯町、日高市教育委員会、日高市観光協会、公益社団法人大磯町観光協会、夕日韓国大使館 韓国文化院、在日本大韓民国中央本部、高麗神社、高来神社
協力:21世紀の朝鮮通信使友情ウオークの会、埼玉コリア21—今よみがえる朝鮮通信使—
以下、4日間の模様を写真でご紹介します。
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1日目:4月13日(土)
9:00受付/9:30高来神社にて安全祈願/10:00出発/高来神社~花水川~東雲橋~白髭人道橋~伊勢原市役所~津古久峠~小野神社~厚木中央公園~あゆみ橋~海老名駅(ビナウォーク・七重塔)
一日目お疲れさまでした。事務局の都合により、4月中旬から始まりましたが、これまで花水川の桜を見ることはありませんでした。今年の桜の開花が遅れたおかげで、桜吹雪の中を歩くことができました。
高来神社の出発式には、大磯町商工会芦川会長、大磯町観光協会石井会長、大塚副会長、そして高来神社氏子総代会会長さんまで来てくださり、お見送りいただきました。また、今回は、道中の安全祈願を高来神社の渡辺宮司に執り行っていただきました。いつも大変ありがとうございます。
道中の風景が、5年振りに懐かしく、時には新鮮に感じながら歩きました。ゴールの海老名では、疲れを癒し、懇親を深める時間におよそ半数が参加しました。翌日に響かないようにほどほどに!
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2日目:4月14日(日)
9:00受付/9:30出発/海老名駅(七重塔前)~相模国分寺跡~相模川遊歩道~田名向原遺跡学習館~相模川ふれあい科学館~上溝バイパス~橋本五差路~橋本駅
朝から雲一つない天気に。気温は上昇の予報。今日は相模川沿いを歩き、相模原市の橋本駅を目指します。2日目の特徴は、相模国分寺跡や田名向原遺跡などを巡ることです。その土地の歴史に触れることで、より親しみがわきます。また、相模川遊歩道を歩くことで、交通事故の心配がないことや相模川の両岸の風景を楽しむことができます。「4日間で一番お薦めの日は?」と問われれば、「2日目(海老名~橋本)」と答えるでしょう・・・(私見です)
さて、2日間続けて歩きましたが、後半は、翌々週になります。元気な姿でまたお会いしましょう!
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3日目:4月27日(土)
9:00受付/9:30出発/橋本駅北口~相原中央公園~七国峠~八王子市みなみ野~富士森公園~創価大学脇~二宮神社・二宮考古館~福生駅西口
3日目は、橋本駅から福生駅を目指します。関東平野の西端を北上するこのコースは、このあたりから川が西から東へ流れるので、川を渡っては丘陵を越えることが何度もあります。ですから上っては下り、下りては上るの繰り返しです。郊外を歩いたり、住宅団地を歩いたり、市街地を歩いたりと、風景も変化します。この日は、薄曇りのおかげですこし汗ばむ程度。みなさんこの日も軽快な?足取りでゴールを目指しました。福生駅にゴールしたあとは、「慰労・懇親会」。若干名を除いて、明日のためにお酒はほどほどに済ませました。明日は最終日、いよいよ高麗神社へ!
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4日目:4月28日(日)
9:00受付/9:30出発/福生駅西口~羽村市動物公園~カインズホーム(青梅インター店)~笹仁田峠下~七国峠~スーパーアルプス(飯能市美杉台)~飯能駅~飯能市観光案内所~高麗峠~巾着田~聖天院(高麗王廟)~高麗神社
高麗川に架かる「ドレミファ橋」
最終日、4日目は、宿泊組と電車組が東福生駅に合流。いざ、高麗神社へ!この日は、4日間で最も参加者が多く、とても賑やかに歩くことができました。4日目のコースは、最も起伏のあるコース。阿須丘陵(青梅市・飯能市)の七国峠と高麗丘陵(飯能市・日高市)の高麗峠があります。またその間に美杉台団地があり、これもアップダウンとなります。ただ、新緑の中を歩く気持ちよさは4日間のコースで一番!
そして、5年振りの「順打ち」で、高麗神社に到着しました。社殿では「奉告祭」を高麗宮司に執り行っていただきました。高麗宮司は、高麗王・若光ウオーク実行委員会の委員長ですが、一度も歩いたことがありません。(本人談)まあいいでしょ。
最後に、神門前で高麗宮司にご挨拶いただきました。『高来神社から高麗神社をつなぐ高麗王・若光ウオーク』とは?・・・参加された皆さん、答えが見つかったのではないでしょうか?
さて、今回も無事ゴールすることができました。道中、足の故障や疲れで離脱された方も何人かいらっしゃいました。一日25キロは簡単なことではないかもしれません。日頃から「ウオーキング」をしていても、その日の体調によっては辛い日になってしまいます。途中でやめる勇気も必要になってきます。無理をしすぎないように来年またチャレンジしていただければと思っています。万全な準備をされて、一人でも多くの方がゴール(一日だけでも)してくださることを願っております。
次回(2025年)は、秋開催になります。9月下旬から10月上旬を予定しておりますので、今から歩く準備をしていただければ、きっと間に合うでしょう。皆様のご参加をお待ちしております。「半端ない?達成感」を味わいましょう!
開催にあたり、ご支援、ご協力をくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
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高麗1300・高麗王・若光ウオーク実行委員会