2016年 年頭のご挨拶
「本年こそ、“心をひとつ”にして1300年記念事業を満開にさせましょう!」
一般社団法人高麗1300理事長 大野松茂
会員の皆さま、やっと待ち望んでいた2016年の高麗郡建郡1300年記念の年を迎えました。いままで、この年のために各種の関連事業を展開し、盛り上げに努めてきました。年頭にあたり、理事長としての本年の抱負をお伝えしたいと存じます。
まず、本年の事業内容ですが(現在企画途中のものもありますが)、かなり盛り沢山の行事を考えております。1月には、坂戸市役所ロビーでの高麗郡建郡1300年記念パネル展示会、川越市南公民館「高麗郡建郡1300年歴史講座(1日半で募集100名定員満杯)」をスタートに、2月の狭山市民芸術祭への1300年記念参加、4月上旬に歴史マンガ「高麗王若光1300年物語」発刊と建郡記念碑建立式典(高麗若光の会主催)への協力、下旬の「高麗王若光ウォーク」の実施などの他、日高市との共同5大事業(にじのパレード、渡来人の里フォーラム、公開歴史講演会、馬射戲騎射競技大会、歴史シンポジウム)の開催、さらに9月に「仮称:渡来文化サミット(國學院大學博物館と共催)」など、毎月のように大きな事業を考えております。その他、会員向けの歴史見学会や勉強会、6月に韓国「(京畿道)高句麗の歴史ツアー」なども予定しております。
このような盛り沢山の事業を展開するためには、会員みなさまの大きなご協力がなければ成功は望めません。いろいろな意味で、ご協力をしていただきたいと思っております。
そのためには、会員の増員(現在:法人・個人合わせて約300名)をはかりたいと存じます。法人をあと50件、個人をあと50名、会員みなさま方のご紹介活動により増やしていただければ、大変有難いです。また事業推進のための費用も、ご協賛として各関連の方々より仰がなければいけません。
この高麗郡建郡1300年記念事業は「2016年で終わりでしょう」と声をかけられることがありますが、「2016年はゴールではなく、次へのスタートの年ですよ」と話しています。この記念事業の大きなテーマ「渡来より未来へ!」を再度、みなさま方にもその意味をご認識いただき、次なる1400年記念祭に向けて、100年後の未来の子供たちにも誇れる事業を残し、2017年以降もお智恵をかしていただきたいと存じます。