高麗のふるさと歴史ウオーク&高麗王・若光ウオーク
主旨
高麗郡の古代遺跡や関連寺社は、旧高麗郡域内に多く点在しています。実際に訪ねてみるとそのほとんどが、埋め戻されるなどして実際に見ることができません。しかし周辺の風景から当時を偲び、古代や中世の先人たちに思いを致すことができます。
そこで、昨今ブームとなっているウオーキングをしながら、歴史に触れ訪ねることを思い立ちました。
歴史ウオークの特徴は、古代高麗郡などの遺跡や寺社をコースのポイントにし、時には歴史専門家による現地解説や、歴史資料館等を訪ね郷土史の見聞を広める企画を盛り込みます。
ぜひ、地域の歴史に触れながら里山の風景を楽しみながら、私たちと一緒に歩きませんか?
高麗郡歴史ウオークには、2つの企画があります。
「高麗のふるさと歴史ウオーク」
当会で催してきた「歴史シンポジウム」や「公開歴史講演会」の参加者から、『高麗郡の遺跡を訪ねてみたい』との意見を多数いただいておりました。しかし、ほとんどの遺跡は現地に行っても見ることができません。いわゆる「埋蔵文化財」です。また、どこも交通の便がなく、車で行くしかありません。そこで、みんなで歩いて訪ねてみては?ということで、「高麗のふるさと歴史ウオーク」を企画しました。
これは、旧高麗郡域と隣接地域の8市3町(日高市、飯能市、鶴ヶ島市、川越市、所沢市、狭山市、入間市、坂戸市、毛呂山町、越生町、川島町)に点在する「高麗郡関連遺跡」などを巡るウオーキング企画です。遺跡現場での歴史専門家による解説や、歴史資料館などに寄って見聞を広める企画も盛り込みます。年間数回開催していきます。
2017年度(平成29年度)
- 第1回 5月21日(日) 高麗郡建郡の足跡を歩く 高麗郷編 結果報告
- 第2回 10月22日(日) 古代窯跡を訪ねる 東金子窯跡群編 荒天の為中止
- 番外 11月25日(土)・26日(日) 日高かわせみの里ツーデーウオーク 結果報告
- 第2回(再)2月17日(土) 古代窯跡を訪ねる 東金子窯跡群編 結果報告
- 第3回 3月25日(日) 東山道武蔵路を訪ねて 霞ケ関遺跡と勝呂廃寺 結果報告
2018年度(平成30年度)
- 第4回 5月19日(土) 高麗郡古代寺院を訪ねて 大寺廃寺と高岡廃寺 結果報告
- 第5回 10月27日(土) 高麗郡建郡の足跡を訪ねて 上総郷編 結果報告
- 番外 11月25日(日) 第5回日高かわせみの里ツーデーウオーク・歴史散策ウオーク
- 第6回 3月16日(土) 東山道武蔵路を訪ねて 堀兼の井から東の上遺跡編 結果報告
2019年度(令和元年度)
- 第7回 6月8日(土) 高麗郡建郡の足跡を訪ねて 高麗郷・小畔川を上る編 結果報告
- 第8回 10月26日(土) 古代高麗郡入間川をさかのぼる 飯能原市場の山間地開拓 結果報告
- 番外 11月23日(土) 第6回日高かわせみの里ツーデーウオーク・歴史散策ウオーク
- 第9&10回 3月14日(土)・15日(日)開催中止 古代高麗郡家から武蔵国分寺へ歩こう
2020年度(令和2年度)
- 第9回 10月25日(日) 古代窯跡を訪ねて ―南比企窯跡群編― 結果報告
- 第10回 2021年3月20日(土)・4月4日(日)
高麗郡家から武蔵国分寺まで歩こう 結果報告
2021年度(令和3年度)
- 第11回 2022年3月27日(日) <報告>高麗郡建前夜を訪ねて ―山王塚古墳と東山道武蔵路編―
2022年度(令和4年度)
- 第12回 2022年10月23日(日)<報告>高麗郡建郡前夜を訪ねて -若葉台遺跡と勝呂廃寺編-
- 第13回 2023年3月26日(日)<参加者募集>高麗郡建郡の足跡を訪ねて-入間郡家から小畔川を遡る編- 雨天中止
2023年度(令和5年度)
- 第14回 2023年12月3日(日)<報告>古代高麗郡三廃寺を訪ねてー女影・高岡・大寺―
2023年度(令和5年度)
- 第13回【再】 2024年3月17日(日)<報告>高麗郡建郡の足跡を訪ねて―入間郡家から小畔川を遡る編―
- 第15回 2024年11月17日(日)<募集>国指定史跡「鎌倉街道上道」を歩くー川角古墳群・延慶の板碑を巡って―
「高麗王・若光ウオーク」
霊亀二年(716年)、武蔵国に東国七国(駿河・甲斐・相模・上総・下総・常陸・下野)から高麗人(こまびと・高句麗からの渡来人)1799人が集められ、高麗郡が建郡されました(続日本紀による)。
初代郡司といわれる高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)は、神奈川県大磯町に伝説が残ります。果たして高麗郡建郡の際に大磯から高麗に地に来たのだろか?相模も東国七国の一つであり、高麗の地は大磯から真北にあたります。
高麗郡建郡1300年を迎えたのを機に、高麗王若光に思いを馳せ、先人の労苦に感謝し、大磯から高麗へと約100キロの道のりを4日間かけて歩きます。
<開催案内>
***************************
第9回 2024年4月13日(土)・14日(日)・27日(土)・28日(日)⇒ 報告はこちら
第8回 2023年9月30日(土)・10月1日(日)/7日(土)・8日(日)
第7回 2022年4月23日(土)・24(日)/30(土)~5月1日(日) 報告はこちら
第6回 2021年10月7日(木)~10日(日) 中止
第5回 2020年4月26日(日)~29日(水・昭和の日) 中止
第4回 2019年10月10日(木) ※台風19号の影響により1日目のみ実施しました。報告はこちら
第3回 2018年4月27日(金)~30日(月) 報告はこちら
第3回の1日目は、第2回の伊勢原市コースを、4日目は、第1回の飯能市市街地コースを歩きました。4日間延べ160人、21人が完歩しました。
第2回 2017年9月28日~10月1日
第1回のルートを一部変更し、実施しました。4日間延べ176人が参加。初日に少し雨に降られましたが、その後は晴天に恵まれ、秋の訪れを感じながら楽しく歩きました。4日間の様子は、フォトレポートでご覧ください。
<参加された皆様へ>
写真ご希望の方は、事務局までご連絡(メール)ください。データでお送りします。
フォトレポートはこちら・・・ 2017年9月28日 9月29日 9月30日 10月1日
高麗王・若光ウオーク2017 MAP
第1回 2016年4月26日~29日
高麗郡建郡の際に東国七国から高麗人1799人が集められました。その東国とは、駿河(静岡)、甲斐(山梨)、相模(神奈川)、上総(千葉)、下総(千葉)、常陸(茨城)、下野(栃木)です。特に相模国今の神奈川県大磯町には、高麗郡の郡司だったと考えられている高麗王若王(こまのこきしじゃっこう)の伝説が残っています。つまり若光は大磯から高麗の地にやってきたのではないかと想像します。そんなことから、当時の若光や高麗人たちに思いを致し歩いてみようと、「高麗王・若光ウオーク」を開催しました。4日間、約100㎞をのべ255人、28人が完歩しました。
夢は、東国七国各地から歩いてみたい。そんな思いで実施しています。
フォトレポートはこちら ・・・ 2016年4月26日 4月27日 4月28日 4月29日
参加者の感想はこちら ・・・ 高麗王・若光ウオーク参加者からの感想
第1回に参加した皆さんから「毎年やってほしい」「次回はいつやるのか」などのご意見を多数いただきました。そこで実行委員会では、2017年秋に第2回を開催することといたしました。奮ってご参加ください。