新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年も高麗郡の歴史を土台にさまざまな事業を行うことができました。
高麗王若光が導いてくださる「第3回高麗王・若王ウオーク」は、4月に大磯町(高来神社)から日高市(高麗神社)まで延べ160人が約100キロの道のりを4日間かけて歩きました。6月の「第15回渡来人の里フォーラム」は会場に入りきれない程の人々が登山愛好家・田部井政伸さんの講演を聴き、沢山の人生訓を得ることができました。そして日和田山・高麗の里に親しんだ妻の淳子さん(登山家・世界女性初エベレスト登頂等)に改めて地域が勇気づけられました。また、12月には日本高麗浪漫学会とともに「第6回高麗郡歴史シンポジウム」を早稲田大学で開催、多くの歴史ファンで会場は満席となりました。高麗郡と百済郡を結びつける新たな考察の機会となり、日本高麗浪漫学会の飛躍が大いに期待されます。その他さまざまな事業を行って参りましたが、これもひとえに会員の皆様や事業にご参加くださる皆様のご理解とご支援の賜と厚く御礼申し上げます。
さて今年は国際的なイベントが数多く予定されています。6月にG20サミットが大阪で、秋にはラグビーワールドカップが開催されます。そして来年には東京オリンピックが控えております。改めて国際交流に積極的に関わるよい機会となるでしょう。
(一社)高麗1300は、高麗郡の歴史を後世に伝えようとさまざまな活動をしております。また国際交流も事業目的に掲げて実施して参りましたが、高麗郡建郡の歴史は国際交流の歴史的観点からも注目されております。2019年も高麗郡の歴史を土台にした地域活動を続けて参りますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆様にとりまして、穏やかで健やかな一年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
一般社団法人高麗1300
理事長 大野 松茂