【開催中!】大名そして西の老中にまで出世! 飯能とゆかりの深い『黒田直邦』特別展を開催 第9回高麗郡偉人伝 8/24(土)~9/1(日)
第9回高麗郡偉人伝
ー徳川五代将軍・綱吉と八代将軍・吉宗の厚い信任を受けて出世ー
飯能とゆかりの深い大名
黒田直邦 特別展
飯能出身の偉人といえば、中山信吉。徳川光圀を見出し、水戸藩附家老として活躍しました。一昨年の第7回高麗郡偉人伝でご紹介しました。飯能市が茨城県高萩市と友好都市の盟約を結んでいるのも「信吉」の縁です。
しかし、出世でいえば「黒田直邦」は、大名、奏者番、西の丸老中にまでなった人物です。直邦の先祖は、信吉にもつながります。飯能ゆかりの士族「中山氏」、信吉の兄「中山照守」の子孫にあたります。幼少時代に母方の黒田家の養子になったことが、後に出世の道につながっていきます。
直邦は、中山氏出身であることに誇りを持ち、所領でもあった飯能の地を大切にしました。能仁寺や長念寺などにその思いが見てとれます。直邦自身は、多峯主山の頂に眠っています。
五代将軍綱吉や八代将軍吉宗の信頼を受けた「直邦」の生涯を追い、彼の人物像に迫ります。ご家族、ご友人などお誘いあわせのうえご来場ください。
◆展 示
開催期間:令和6年8月24日(土)~9月1日(日)
開場時間:9:00~16:00
展示会場:高麗神社 参集殿2階 大広間
※入場・観覧無料(要・事前申込)
<展示内容から①>
長念寺(飯能市白子)には、直邦の実弟「延貞」の墓があります。都筑家の養子となりましたが、不運にもまもなく取り潰しとなり、若くして亡くなった弟を直邦が弔いました。
また直邦は観音堂を寄進し、当時川越城主だった柳沢吉保から『打敷』が贈られています。観音堂には三体の像が収められていてます。「観音菩薩坐像」には徳川綱吉、「毘沙門天」は土地の領主黒田直邦、「韋駄天」には当時の川越城主柳沢吉保の、武門長久・子孫繁栄・諸災消除の願目の記載された八世泰州廣基大和尚代の写経が胎内に入っています。
現在の観音堂は明治以降に建てられたもので、直邦の観音堂は、岩殿観音正法寺に移築されています。
会場には、『打敷』『胎内経』を展示する予定です。(協力:長念寺)
<展示内容から②>
『黒田直邦ゆかりの地をたずねる』ビデオ上映(約5分)も。飯能の能仁寺、多峯主山(直邦の墓)、長念寺のほか、ゆかりの下館城跡(茨城県筑西市)や久留里城址(千葉県君津市)などを紹介します。
<お知らせ>
講演会両日とも、モニター会場を設置します。
事前申込は不要です。お気軽にお越しください。
◆講演会①
日時:8月25日(日) 13:30~15:30
会場:高麗神社 参集殿2階 講演会場
<第1部> 講演・50分
演題:黒田直邦の残した記録 ~「暇之記」を読み解く
講師:酒入陽子先生 (流通経済大学教授)
<第2部> トークセッション・45分
酒入陽子先生/高麗文康(高麗神社宮司)
◆講演会②
日時:8月31日(土) 13:00~15:00
会場:高麗神社 参集殿2階 講演会場
<第1部> 講演・50分
演題:黒田直邦の遺徳と上総久留里藩黒田氏
講師:平塚憲一先生 (君津市立久留里城址資料館副館長)
<第2部> トークセッション・45分
平塚憲一先生/高麗文康(高麗神社宮司)
※上記講演会は、事前に申し込みが必要です。
受付期間:現在、「キャンセル待ち」を受け付けています。
定員:40名 参加費:無料 対象:中学生以上
申込方法:電話または神社窓口にて申込みください
(必要事項:氏名・住所・連絡先・年齢など)
申込み先:高麗神社 電話:042-989-1403
<お知らせ>
講演会両日とも、モニター会場を設置します。
事前申込は不要です。お気軽にお越しください。
◆体験イベント①
◆体験イベント②
主催:高麗神社/企画運営:高麗郡偉人伝企画運営委員会(事務局:高麗1300)
後援:埼玉県西部地域振興センター/日高市/日高市教育委員会/飯能市/飯能市教育委員会/テレ玉/飯能日高テレビ/埼玉新聞社/文化新聞㈱/(順不同)
協力団体:藩王市立博物館きっとす/能仁寺/長念寺/岩殿観音 正法寺
君津市立久留里城址資料館/靖國神社「遊就館」 ※順不同
お問合せ:高麗神社 (日高市新堀833 電話:042-989-1403)