【参加申込受付中】どのようにして日本列島に騎馬文化が広まっていったのか・・・ 第10回高麗郡公開歴史講演会「東アジアの中で日本列島の騎馬文化を考える!」7/13(日)
第10回高麗郡公開歴史講演会
東アジアの中で
日本列島の騎馬文化を考える!
日本列島に馬がもたらされると、家畜馬とともに騎馬として広範囲に広まっていきました。そこには馬を飼育し増やすことが伴っていたはずです。果たして馬、騎馬文化とはどのように広まり、またその源流はどこにあるのでしょうか。今回の公開歴史講演会は、「日本列島の騎馬文化」を考えます。
第1部では、諫早直人先生(京都府立大学准教授)を講師に招き講演いただきます。また第2部では、諫早先生のほか、右島和夫先生(前群馬県立歴史博物館特別館長)をコメンテーターに招き、トークセッションを行います。
日時:2025年7月13日(日) 13:30~16:30(開場:13:00)
会場:日高市総合福祉センター「高麗の郷」1F研修室
定員:150名(申込先着順)
参加費:高麗1300会員500円/一般1,000円
申込み: 6/5(木)10:00より受付
申込方法: 申込フォームからお手続きください
その他、E-mail、電話、FAXでも受け付けています
なお、電話は不在の時がありますのでご承知おきください。
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講演テーマ:「日本列島における騎馬文化の出現とその源流」について
講師:諫早直人(いさはやなおと)
京都府立大学文学部准教授
<講師プロフィール>
<プログラム>
13:00 開場(受付開始)
13:30 開会/主催者あいさつ
13:45 講演 「日本列島における騎馬文化の出現とその源流」
講師:諫早直人(京都府立大学文学部教授)
15:15 休憩
15:30 トークセッション
「東アジアの中で日本列島の騎馬文化を考える!」
講師:諫早直人
コメンテーター:
右島和夫(前群馬県立歴史博物館特別館長)
コーディネーター:
中野高行(日本高麗浪漫学会副会長・大東文化大学講師)
16:30 まとめ/閉会
<講師からのメッセージ>
江上波夫氏の騎馬民族征服をご存じでしょうか。戦後まもなく、現在の天皇家のルーツを日本列島の古墳時代に渡来侵入した大陸北方系騎馬民族に求めた氏の学説については今日、少なくともそのままのかたちで成立する余地はありません。しかし、氏の強調した考古学的事実、すなわち古墳時代に家畜馬とともに騎馬の風習が大陸からもたらされ、短期間のうちに日本列島の広範な地域に広まっていったことについては、戦後の発掘調査の進展によって動かしがたい事実となっています。
馬が古墳時代、それも中期と呼ばれるおよそ百年間で急速に普及した背景には、馬だけでなく馬飼集団の組織的移住があったことは想像に難くありません。本講演では最新の考古資料をもとに日本列島における騎馬文化の出現をトレースしたうえで、東アジア各地の最新の考古学的成果をふまえつつ、日本列島の騎馬文化の源流について考えてみたいと思います。
<会場のご案内>
主催:日本高麗浪漫学会/高麗1300
企画:日本高麗浪漫学会企画運営委員会
後援:日高市教育委員会
<予 告>
第11回高麗郡建郡歴史シンポジウム
日時:12月13日(土)13:00~
会場:日高市総合福祉センター「高麗の郷」
再び右島和夫先生、諫早直人先生をお招きして、
「(仮)古代東国における馬の活用」をテーマに、さらに議論を深めます。
乞うご期待!
<問い合わせ> 高麗1300事務局
電話:042-978-7432(不在時あり)
FAX :042-978-7452
E-mail:info@komagun.jp