【報 告】田部井政伸さんと初夏の日和田山・物見山ハイキングを満喫「特別企画:日和田山ハイク」
6月3日(日)、前日開催した「第15回渡来人の里フォーラム:日和田山の魅力発見」の特別企画「日和田山ハイク ~田部井政伸さんと日和田山へ登ろう!~」を催しました。
これは、フォーラムのテーマ「日和田山」の魅力を田部井政伸さん(以後政伸さん)と一緒に登り感じようというもので、40人を越える参加者を得て実施しました。日高市や飯能市、川越市など近隣はもちろん、遠くは県東部や東京文京区、横浜市からも参加いただきました。当日は心配されていた天気も、好天に恵まれ、絶好のハイキング日和となりました。
田部井淳子さんが取り組んできた「東北の高校生の富士登山」へのチャリティー募金に参加費の一部(経費分を差し引いた額)を寄付しました。寄付金額は14,147円でした。既に(一社)田部井淳子基金に送金しております。左は前日のフォーラム会場での募金(109,159円)と共に送金した寄付に対する領収書です。
ご参加・ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。高校生たちは7月25日に富士山頂を目指します。
以下、当日の様子をレポートします。
午前10時に日和田山登山口に集合、政伸さんからのご挨拶のあと、日和田山~高指山~物見山を目指しました。
金刀比羅神社一の鳥居を潜った先は、男坂と女坂の分岐点。政伸さんが「おばさん(淳子さん)はまずここでどっちから登るかその日の調子によって決めていた」とリハビリで訪れていたときのことを話してくださいました。今回は、男坂方面へ進み、「見晴らしの丘コース」を登ることにしました。
見晴らしの丘で一休み。政伸さんは「水分をちゃんととってね」と。山の話を沢山してくださいました。
日和田山の金刀比羅神社や山頂はハイカーでいっぱい。「こんなに沢山の人がいるのを初めて見た」と地元から参加した人もびっくり。
そして、物見山頂上へ。持参したお弁当を食べて、記念写真撮影、そして政伸さんにご挨拶をいただきました。
さて、参加した皆さん楽しんでいただけたでしょうか?前日のフォーラムでパネラーを引き受けてくれた原田敬子さんと岡村良夫さんも参加してくださいました。原田さんは83歳、田部井淳子さんの月命日思い出登山を続けていらっしゃいます。毎月20日、お弁当持参で物見山山頂に12時集合。それだけです。ご都合のつく方はいかがですか?ひとりでもよし、グループでもよし。日和田山登山のきっかけにしていただいてもよいと思いますよ。なお、山頂に着いたら原田さんに声をかけてみてくださいね。
高麗郡建郡のために集結した高麗人たちも日和田山を見ていたでしょう。もしかしたら登っていたかもしれません。実は田部井淳子さんが、女性初のエベレスト登頂を果たしたのが1975年の5月16日。奇しくも高麗郡建郡の日(716年5月16日)。
では、また日和田山・物見山でお会いしましょう!