【イベント】参加申込受付中! 第4回高麗郡中世歴史講演会 3/6(日)開催
第4回高麗郡中世歴史講演会
古代~中世の北東アジアの風俗と日本
ズボンと袴 スカートと裳 そして旗の展開
講師:菅原正子先生(学習院女子大学講師)
今年(2022年)は、奈良県明日香村の高松塚古墳発掘調査開始から50周年。色鮮やかな壁画「女子群像」は皆さんよくご存じでしょう。艶やかな彩の装束が、藤原京(694年~710年)時代のものであることに驚かされました。実は、身に着けている装束は、高句麗古墳壁画に描かれたものととてもよく似ています。さらに壁に描かれた天文図や四神図などから、高句麗古墳壁画との関連が指摘されています。古代、中国大陸や朝鮮半島の風俗や文化が、日本に深く影響を与えていたことがわかります。
このように、朝鮮半島や中国大陸の影響を受けながら文化を形成してきた日本。古代、中国北方の騎馬民族が着ていたズボンとスカートは、朝鮮半島を経由して日本では「袴(はかま)」と「裳(も)」に、西に向かいヨーロッパのズボンとスカートになりました。
また、4~5世紀の中国北東部や高句麗の旗と同じ形の旗を付けた馬型埴輪や旗竿が、埼玉県などの古墳から出土しています。その後、日本では独自に発展し、戦国時代になると武将たちののぼり旗となっていきます。
講演では、古代から中世へとつがなるなかで、これらの文化がどのように変化しどのように流れていったのかを考察します。
<開催概要>
日時:2022年3月6日(日)13:30~16:20(開場13:00)
お詫び:一部ホームページ上の「日にち」が違っておりました。お詫び申し上げます。
会場:日高市総合福祉センター「高麗の郷」1階研修室(日高市楡木201)
定員:70人(事前申込みのみ先着順)
※新型コロナウイルス感染防止対策として人数を制限しています。
参加費:一般1,000円/高麗1300会員500円
申込み:下記「ボダン」をクリックしてお申込みください。
<プログラム>
13:00 受付開始
13:30 開会 主催者挨拶
13:45 講演
「古代~中世の北東アジアの風俗と日本
-ズボンと袴 スカートと裳
そして旗の展開-」
講師:菅原正子(学習院女子大学講師)
15:15 休憩
15:30 トークセッション
「古代~中世の風俗をさらに深掘りする!」
菅原正子/コーディネーター:新井孝重(獨協大学名誉教授)
16:20 閉会
チラシデータ(PDF)はこちら・・・
<お願い>
新型コロナウイルス感染状況により内容の変更や中止する場合があります。
また、来場の際にはセンターの感染対策(マスク着用や手指消毒等)に従っていただきます。ご協力よろしくお願いいたします。
主催:日本高麗浪漫学会/高麗1300 企画:日本高麗浪漫学会 後援:日高市教育委員会