【受講者募集】2024年度 高麗郡歴史講座 6月スタート

【受講者募集】2024年度 高麗郡歴史講座 6月スタート

  2024年度 日本高麗浪漫学会

高麗郡歴史講座

 高麗1300・日本高麗浪漫学会では、高麗郡建郡に関する研究を中心に、百済郡や新羅郡などを含め、更には古代東アジアの渡来文化研究をテーマに広く活動を続けております。

 今年度も、『高麗郡歴史講座』全4講座を開講します。日本高麗浪漫学会講師陣に加えて、高麗神社学芸員横田稔先生に高麗神社の歴史について講義いただきます。「高麗郡と新羅郡、百済郡」「高麗福信」「武蔵国」「江戸時代の高麗神社」「大宮寺高麗氏」などなど、多彩な内容となっています。講演会とは一味違った充実した時間を過ごしてみませんか?

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会  場: 高麗神社 参集殿2階大広間(埼玉県日高市新堀833)
時  間: 13:30~15:30
募集人数: 各講座40人(事前申込み・先着順)
      ※定員になりしだい締め切ります。
受 講 料: 一講座につき 会員1,000円/一般2,000円(資料代等)
申込方法: E-mailまたは電話、FAXで、受講希望講座名(〇月講座)、氏名、住所、電話番号をお知らせください。なお、電話は不在の場合があります。複数講座を同時にお申込み(全4講座申込みなど)も可能です。

※当会へ入会されますと、会員価格で受講できます。歴史に興味のある方でしたら、どなたでも入会できます。受講日に入会受付します。
詳しくは、当ホームページの「会員募集」ページをご覧ください。http://komagun.jp/member

お願い:事前に申し込んだ講座を、やむを得ずキャンセル・欠席される場合は、事務局までご連絡ください。

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<講座内容>

※写真はイメージです。

❻月講座

 前:1日(土) 新羅郡建郡について
 後:8日(土) 百済郡建郡について

講師:中野高行先生(日本高麗浪漫学会副会長・大東文化大学講師)

<前>新羅郡建郡関連史料を解説し、新羅郡関連の遺跡や遺物、新羅郡の遺称地と思われる地点を紹介します。
<後>百済郡建郡に関する史料や、百済郡関連の遺跡・遺物を解説します。また朝鮮三国の名前を冠した郡についてまとめてみましょう。

『百済寺跡』

❼月講座 高麗家文書を読む
          ー江戸時代の高麗神社ー

  前:6日(土)/後:20日(土)

講師:横田 稔先生(高麗神社 社史編纂担当主任学芸員)

 江戸時代の高麗神社は、修験者である高麗氏が仕える神社でした。高麗家文書をもとに、現在と異なる様子を紹介します。

『高麗神社』神門と社殿

❾月講座 『続日本紀』を読む

 前:7日(土) 恵美押勝の乱
 後:14日(土) 武蔵国の出来事

講師:赤木隆幸先生(高麗1300理事・日本高麗浪漫学会研究員)

<前>天平宝字8年、恵美押勝(藤原仲麻呂)が大きな反乱を起こしました。この乱における福信の動向はよくわかっていませんが、乱の関係記事を読んで福信が活躍していた時期の都の様子や政治体制を理解していただきたいと思います。
<後>『続日本紀』における武蔵国の関連記事を読解いたします

平城宮跡『朱雀門』

➓月講座 武蔵野合戦と高麗氏の苦悩
        ー地域にみる南北朝動乱の一齣ー

   前:5日(土)/後:12日(土)

講師:新井孝重先生(日本高麗浪漫学会会長・獨協大学名誉教授)

 14世紀中ごろ、関東では諸豪族を巻き込む苛烈な戦乱がみられた。そのころの目まぐるしい政治の変動と軍事的動揺のなかを、高麗郡の武士たちはどう動いたのでしょうか。大宮寺高麗氏が経験した厳しい戦いと、苦悩、そして戦争への嫌悪は、中世武士がいだく「武」をめぐる意識を見るうえできわめて興味深い。

東勝寺前で防ぎ矢をする 『絵本太平記』より

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

主 催:高麗1300・日本高麗浪漫学会
後援(予定):日高市教育委員会
協 力:高麗神社

申込み・問合せ先: 高麗1300事務局
       E-mail:info@komagun.jp
       電話:042-978-7432(不在の場合あり)