第1回歴史見学会「(企画展)古代入間郡の役所と道」報告

第1回歴史見学会「(企画展)古代入間郡の役所と道」報告

2015年度 高麗浪漫学会歴史講座

第1回歴史見学会「(企画展)古代入間郡の役所と道」報告

 

高麗浪漫学会は4月19日(日)に、歴史講座として、川越市立博物館の「古代入間郡の役所と道」企画展(3月28日~5月10日)を見学しました。

 

 

館長説明を聴く高麗浪漫学会会員

館長説明を聴く高麗浪漫学会会員

 

高麗浪漫学会の会員を中心に20名が参加しました。はじめに視聴覚ホールで、田中信館長から特別に、展示概要について約40分の大変分かり易い解説を受けた後、展示品をじっくりと見学しました。川越市内より発掘された数々の遺物ばかりでなく、周辺市町や関連地域からも展示品が集められ、かなり充実した展示内容となっていて、高麗郡に関連する遺物も展示されています。

 

 

展示構成は、「律令国家のはじまり」「古代の道と入間郡」「古代の文字の世界」の三部構成で、とくに「郡家の位置と東山道武蔵路、その伝路」については、入間郡家と高麗郡家(推定地)、足立郡家(推定地)を東西に結んだ古代マップ等を通して私達の関心を強く呼び起こしました。販売している図録も充実しています。4月12日に開催した記念シンポジウム(川越市やまぶき会館)も大変盛況だったそうで、ぜひ一度見学されることをおすすめします。