【参加申込受付中】豊臣秀吉の外交を探る 第7回高麗郡中世歴史講演会 3/9(日)
第7回 高麗郡中世歴史講演会
豊臣時代の近隣世界 その歴史を深掘りする!
講演:異文化接触としての戦争
講師:村井章介先生(東京大学名誉教授)
16世紀、豊臣秀吉による「文禄・慶長の役」は、特に朝鮮半島に多大な災厄をもたらしたものであることはもちろんのことですが、東アジアの外交戦略としてはどのようなものだったのでしょうか。講演では、村井章介先生が異文化との接触という価値中立的な戦争観から、この戦争の本質に迫ります。また、トークセッションでは、村井先生と新井孝重先生が、豊臣時代の外交についてさらに深堀りします。本講演会に参加され、『歴史』をさらに深く掘り下げて、考えてみてはいかがですか。
***********************
***********************
日時:2025年3月9日(日) 13:30~16:30 (開場13:00)
会場:日高市総合福祉センター「高麗の郷」1階研修室
定員:100名(申込み先着順)
参加費:一般1,000円/高麗1300会員500円(資料代等)
※随時会員募集中(個人会員:年会費3,000円)
申込方法:下記ボタンをクリックして、申込フォームからお申し込みください。
<申込フォームのフォーマット変更について>
申込フォームのフォーマットを『Google foam』に変更しました。ご不明な点や送信できないなどございましたら、事務局までご連絡ください。なお、申込み送信が完了すると、登録されたメールアドレスに『内容確認』のメールが届くと『受付完了』となります。「受付完了」の返信はございませんので、何卒ご了承ください。
また、開催日の一週前頃に、事務局よりお申込み受付の皆様に「ご連絡メール」をお送りいたします。
その他、E-mail、電話、FAXでも受け付けています。
主 催:高麗1300/日本高麗浪漫学会
企 画:日本高麗浪漫学会運営委員会
後 援:日高市教育委員会
***********************
講師紹介:村井章介(むらいしょうすけ)
1949年生まれ、東京大学名誉教授。専門は前近代日本外交関係史で、特に境界空間や海域世界に関心をもつ。
〔主な著書〕
『東アジア往還 漢詩と外交』朝日新聞社 1995年
『国境を超えて 東アジア海域世界の中世』校倉書房 1997年
『境界をまたぐ人びと』山川出版社日本史リブレット 2006年
『世界の中の戦国日本』ちくま学芸文庫 2012年
『日本中世境界史論』岩波書店 2013年
『日本中世の異文化接触』東京大学出版会 2013年
『古琉球 海洋アジアの輝ける王国』角川選書 2019年
『東アジアのなかの日本文化』北海道大学出版会 2021年
ほか
<講師からのメッセージ>
16世紀末の「文禄・慶長の役」は、東アジア全体、とりわけ朝鮮半島に甚大な災厄をもたらした。その罪はもとより大きい。しかし、歴史学の立場からあの戦争の全体像に迫るためには、異文化との接触という価値中立的な戦争観に立って、実像を見きわめることがもとめられる。秀吉にとってあの戦争は、全国統一の達成という成功経験をふまえ、国内統治の形と理論を、そのまま唐・天竺にまで押し広げようとするものだった。また、秀吉軍による敵兵の耳鼻そぎおとしは、侵略軍による残虐行為とみなされがちだが、戦功を数える手段として日本でも朝鮮でも行われてきたもので、李舜臣の書簡にも自軍による耳割きが記されている。一方で秀吉は、インドにまで及ぶ広がりを対象とする外交文書を多数送っており、日本を神国、自身を神の子とする一方的な口調ではあるが、江戸初期の朱印船貿易につながる視野の広さが印象的である。
<プログラム>
13:00 受付開始・開場
13:30 開会 主催者挨拶
14:00 講演 「異文化接触としての戦争」
講師 村井章介(東京大学名誉教授)
15:30 休憩
15:40 トークセッション
「豊臣時代の近隣世界になにがあったのか、その事態を探る」
講師:村井章介
コーディネーター:新井孝重(獨協大学名誉教授)
16:30 閉会
***********************
チラシのダウンロード・印刷はこちらから⇩
***********************
<会場までの交通案内>
お車の場合・・・無料駐車場あります。※臨時駐車場をご利用いただく場合があります。誘導員の指示に従ってください。
国際興業バス 医大31・医大32「高麗駅経由飯能駅ゆき」ご利用の場合・・・「高麗川駅前」バス停発があります。「総合福祉センター前」で下車。

<お問い合わせ>
高麗1300(日本高麗浪漫学会) 事務局
〒350-1243 埼玉県日高市新堀855-3
電話:042-978-7432/FAX:042-978-7452