安部朱美 創作人形展「昭和の家族」きずな
概要
平成24年1月10日(火)〜22日(日)まで、高麗神社・参集殿2F大広間にて安部朱美 創作人形展「昭和の家族」きずなが開催されました。連日1,000人を越える来場者があり大盛況でした。
- [ 開催日時 ]
- 平成24年1月10日(火)〜1月22日(日)
午前9:00〜午後4:00
トーク&サイン会
平成24年1月10日(火)
(1) 午前11時30分〜 (2) 午後 2 時30分〜 - [ 開催場所 ]
- 高麗神社・参集殿2F大広間
- [ 入場 ]
- 無料
- [ 主催 ]
- 高麗郡建郡1300年記念事業委員会・高麗神社
- [ 後援 ]
- 日高市・日高市教育委員会・日高市商工会
飯能市・飯能市教育委員会・飯能商工会議所
埼玉新聞・テレ玉・文化新聞・飯能日高テレビ - [ 協力 ]
- 「昭和の家族展」実行委員会
作者プロフィール
人形作家 安部朱美
- 1950年
- 鳥取県西伯町で生まれる
- 1981年
- 模索しながら独自の技法で創作粘土人形を始める
- 1994年
- 新協美術一般公募展・県知事賞
新協美術全国展(東京都美術館)・新協彫刻賞 - 1995年~1996年
- 日本伝統工芸中国支部展(岡山)・入選
- 1998年
- 用瀬(鳥取)全国創作和人形コンクール・流しびな大賞
- 1999年
- 西伯町総合福祉センターにブロンズ像「絆-明日への詩」設置
- 1999年~2007年
- 新匠工芸展(京都)・入選
米子市美術館で個展 - 2008年
- 宝鏡寺門跡人形公募展(京都)・大賞
米子市文化奨励賞受賞 - 2010年
- 全国巡回展 http://showa-dollart.jp/
「安部朱実創作人形展 きずな 昭和の家族、伝えるこころ
展示
本展は全国巡回展の中の一つで、人形作家・安部朱美さんの創作人形の世界を通じ、今、伝えるべき日本の心を、そしてそれを伝承していくことの大切さを「家族」という強く素晴らしい絆をテーマに、粘土作りの人形100点以上で昔懐かしい昭和の庶民の生活風景を表現しています。
いずれの作品も顔の表情がとても豊かで、まるで会話や笑い声、その場の環境音や生活音までが聞こえて来る様でした。訪れた方々も自然と表情が緩み、中には当時を思い出して涙する方もいらっしゃいました。
今回はは会場の都合で実現できませんでしたが、本来の完全な展示ではそれぞれのシーンのジオラマも作られているそうです。縁側のシーンでは畳の部屋まで作られているとの事でした。機会があれば完全な世界観の展示を拝見してみたいです。
トーク&サイン会
初日の午前と午後の各1回ずつ、トーク&サイン会が行われました。人形を作り始めたきっかけや想いについて、貴重なお話を伺うことが出来ました。また希望者には、会場でお買い求めいただいた公式図録へ安部先生がその場でサインをして下さいました。