【報告】東金子窯跡群の窯跡を巡りました 2/17(土)・・・第2回高麗のふるさと歴史ウオーク

【報告】東金子窯跡群の窯跡を巡りました 2/17(土)・・・第2回高麗のふるさと歴史ウオーク

2月17日(土)、高麗郡1300年の歴史を歩こう! 第2回高麗のふるさと歴史ウオークを開催しました。

昨年10月に予定していましたが、荒天のため中止となり、改めて日程を設定して実施いたしました。

事前申込み組と当日参加組合わせて61人が参加しました。今回も幅広い年齢層から参加。お友達、ご夫婦、ご家族、職場グループなど、もちろんお一人でも、入間市、日高市、飯能市はもとより、県内各地や東京、遠くは古河市からも参加くださいました。

当日は、10月に中止となってしまった天気とは違い、穏やかな早春の日差しが降り注ぐ絶好のウオーク日和となりました。

9時7分に仏子駅近くの八坂神社をスタート。前内出窯跡を経て武蔵野音大脇から加治丘陵の中へ。桜山展望台ではみなさん展望台に上って360度の武蔵野の台地をながめていました。その後新久窯跡で、入間市博物館の齋藤さんと合流、新久窯跡や東金子窯跡群について解説いただきました。続いて八坂前窯跡でも解説いただきました。今の地形は当時とは異なり、私たちが立っているところは実は斜面であり、その斜面に登り窯が作られたとのこと。参加者の皆さんは「なるほど!」とうなずいていました。その後、谷津池窯跡、谷久保窯跡(東金子中学校南側)、霞川遺跡(新久小学校)を巡り、狭山茶の大産地茶畑の中を通り、入間市博物館に到着しました。昼食後は博物館内の東金子窯跡群コーナーで再び齋藤さんに解説をいただきました。帰りは、入間市博物館から路線バスで入間市駅へ向かうグループ(40人余り)と5キロ弱のJR金子駅まで歩くグループに分かれて帰路へとつきました。

今回は、東金子窯跡群を巡る、古代窯跡づくしの歴史ウオークとなりました。

実際にご自身で窯跡を訪ねた方もいらっしゃいましたが、どこにどのように窯が作られていたのかが解らなかったとおっしゃっていました。現地を訪ねること、さらに専門家の解説を聞くことで、「謎」が解けたのでした。

加治丘陵を歩くのが大変だったかと思いますが、桜山展望台からぜひ景色を見ていただきたく、また森林の中を歩いていただきたくコース設定させていただきました。参加くださいました皆様、大変お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

出発前の様子(八坂神社)

ここから加治丘陵へ入ります

最初は登りがきつい

一歩ずつ前へ・・・

新久窯跡では齋藤さんに解説いただきました

皆さん熱心に聞いていました

新久窯跡には登り窯の地形が残る

窯跡を巡った後は茶畑をとおり博物館へ

博物館でも齋藤さんの解説

遺物などを前に詳しく知ることができました

 

 

<次回のご案内>

第3回高麗のふるさと歴史ウオークは、奈良時代に奈良の都と武蔵国分寺を結んだ「東山道武蔵路」や埼玉県で最も古いとされている「勝呂廃寺」を中心に巡ります。桜の蕾もほころぶころ、ご一緒に歩いてみませんか?

なお、今回のコースにはアップダウンはほとんどありません。コース内の高低差は10m程度です。ただし、14km程歩きます。歩きやすい格好でご参加くださいね。

詳しくはこちらへ・・・第3回高麗のふるさと歴史ウオーク