【報 告】群馬県の古墳を巡り上野国の古代文化に感動! 日帰りバスツアー 10/2
10/2(水)、一般社団法人高麗1300発足以来初の歴史を巡るバスツアーを実施しました。募集締切までに募集人員を上回る47人が参加、群馬県の古墳2基と歴史博物館など4か所を巡り、群馬県の古代古墳文化を学びました。
8:00、高麗神社を出発し、高麗川駅、坂戸駅に寄り、バスは一路群馬へ。
今回のツアーは、数多い見どころの中から観音山古墳、群馬県立歴史博物館、かみつけの里博物館・八幡塚古墳、そして群馬県埋蔵文化財調査事業団を訪ねました。
観音山古墳では、石室内を見学、石の組み方や天井の巨大な石、埋葬の様子などの説明を受けました。
群馬県歴史博物館では、右島館長が出迎えてくださいました。見学は、主に観音山古墳の埋葬品と丁度行っていた企画展ハート土偶の展示を見学しました。観音山古墳の埋葬品では深澤学芸係長がとても解りやすく解説してくださいました。
午後は、かみつけの里博物館へ。ここでは保渡田古墳群について展示されていて、学芸員の清水次長が限られた時間の中で沢山の説明をしてくださいました。博物館見学のあと八幡塚古墳を見学へ、地元の子どもたちなどが作った埴輪が整然と並べられ当時を忠実に再現された風景はまさに圧巻。
最後に訪れたのは、渋川市にある群馬県埋蔵文化財調査事業団。話題となった「甲を着た古墳人」について見学しました。実物は保管されており見学したのはレプリカでしたが、榛名山の噴火がもたらした奇跡や古墳人の出身地がわかることなど興味を湧く話ばかりでした。実際に発掘にたずさわった上席調査研究員の杉山さんの話は説得力ある話ばかりでした。
今回のツアー実施にあたって、準備段階から各方面への調整などにご尽力くださり、また当日は一緒に巡っていただいた、歴史と文化を学ぶ会の結城理事長はじめ会の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
歴史と文化を学ぶ会は、多胡郡建郡記念事業を高麗郡建郡より5年前に迎えた当会の先輩格にあたります。現在でも高崎市にて隔月で歴史講演会を実施されています。
初めてのバスツアー企画は、やや強行スケジュールではありましたが、参加いただいた皆様には概ね満足頂けたかと思います。第2回を是非実施したいと考えておりますので、皆様またご参加ください。
(一社)高麗1300 事務局