【報 告】 高麗人たちの山間地開拓に「なるほど!」 第8回高麗のふるさと歴史ウオーク 10/26(土)

【報 告】 高麗人たちの山間地開拓に「なるほど!」 第8回高麗のふるさと歴史ウオーク 10/26(土)

10月26日(土)、昨晩まで天候が危ぶまれていましたが、朝になると雨は止んでウオーク日和となりました。午前9時、飯能駅南口を出発し飯能市立博物館へ。昨年の第5回と同じく飯能市教育委員会の富元久美子さんが、遺物を前に解説してくださいました。

飯能市立博物館に立寄り見学

予備知識を得た後、飯能河原の対岸にある「大河原森下遺跡」へと向かいました。台風の爪痕も残り予定ルートとは違う割岩端を渡り遺跡へ。

飯能河原を割岩橋へと向かう

割岩橋を渡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この遺跡は、水道施設を造る際に発掘された遺跡で、富元さんからはこの遺跡や周辺の遺跡から読み取れる内容が紹介されました。

大河原森下遺跡(今は水道施設)

富元さんの話に聞き入る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、しばらく入間川を縫うように右岸、左岸を歩きます。

清々しい青空の下を歩く

弁天橋を渡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶神社では、地元郷土史研究家の戸谷さんが解説してくださいました。

叶神社ではご神体も見せていただいた

そして、高麗人たちによる山間地開拓の遺跡、横道下、ヨマキ、茶内のそれぞれの遺跡を見学しました。といっても今は住宅団地になっており、当時の面影すらもありません。なぜ、平地の開拓から山間地の開拓へと移っていったのかなど、富元さんの解説に参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。

前方の住宅地が遺跡発掘現場

富元さんは写真も交えて詳しく解説してくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原市場地区まで歩いて来ましたが、帰路は志久屋スーパー前から「貸切バス」で飯能駅へと向かいました。

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次回の高麗のふるさと歴史ウオークは、特別企画「(仮題)高麗郡家・女影廃寺から武蔵国分寺へ」を実施します。日程等詳細が決まり次第ご案内いたします。