1300年記念事業への理解求め知事を訪問・「若光物語」も贈呈
丹下会長、日高市長らが知事を表敬訪問
記念事業への理解と協力求める
「高麗王若光物語」の出版記者会見も
高麗郡建郡1300年記念事業委員会の丹下敏男会長と高麗郡の中心地である日高市の谷ケ﨑照雄市長らが4月10日、県庁の上田知事を訪問し、事業への理解と協力を要請しました。日高市は本年度から産業振興課内に1300年記念事業の担当を置くなど、本格的な取り組みを開始しています。
県庁を訪れたのは、日高市の谷ケ﨑市長、金子昭市民生活部長、地元の小谷野五雄県議、事業委員会の丹下会長、高麗文康参与、山口じゅん事務局長らです。県からは上田知事のほか、山中融産業労働部長、今成貞昭観光課長が同席しました。
上田知事との面談では、谷ケ﨑市長が1300年事業にむけた市の取り組みを説明。丹下会長は、記念事業委員会の概要と記念事業の意義を話し、理解と支援を求めました。
また、記念事業委員会参与の高麗文康さんが、このほど出版した小説「陽光の剣-高麗王若光物語」を知事に贈呈しました。上田知事は「実は私、古代史が大好きなんですよ。ぜひ映画化されるといいですね」と話していました。
知事との面談のあと、県庁記者クラブで「高麗王若光物語」の出版記者会見を行いました。記者からは本を書いたきっかけや苦労した点などの質問がありました。高麗さんは「この本を呼び水にして、建郡1300年事業に関心をもってもらい、地域活性化につながれば」などと話しました。
さらにこの日は、塩川修副知事、岩崎康夫副知事にも面会し、記念事業への理解を求めました。