公開歴史講演会 7月5日 「広開土王碑建立1600年を迎えて」
講師:武田幸男 東京大学名誉教授〉
広開土王(好太王)は、朝鮮半島北部から中国東北部にかけて存在した高句麗の第19代国王で、391年から412年にかけて活躍した高句麗の最盛期の国王です。広開土王碑は広開土王没後の414年に、息子の第20代国王の長寿王がその功績を讃えるために建立した石碑(高さ約6m)で、四面に約1800文字が刻まれています。碑文には、倭(日本)が4世紀末から5世紀初に高句麗と交戦したことも記載されていて、4~5世紀の日本古代史を知る上で欠かせない資料となっています。今年は建立から1600年を迎えるため、それを記念して広開土王碑文研究の第一人者の武田幸男先生にご講演いただきます。 今回は公開講演会ですので、どなたでもご聴講いただけます。
日時:2014年7月5日(土)14:00~15:30(受付13:30より)
会場…日高市生涯学習センター視聴覚室 (日高市立図書館2F)
定員…先着120名 (事前申込み不要。直接会場へお越し下さい。)
費用…参加無料
日高市生涯学習センター
住所 日高市大字鹿山370番地20 〒350‐1231
電話 042‐985‐5121
徒歩 JR高麗川駅より徒歩7分
車 県道川越日高線の日高郵便局の交差点より約1分
駐車場 あり
主 催:日高市/高麗郡建郡1300年記念事業日高市実行委員会/
高麗浪漫学会/高麗郡建郡1300年記念事業委員会
問合せ先:日高市市民生活部・産業振興課「高麗郡建郡1300年事業担当」☎ 042‐989‐2111(代
高麗郡建郡1300年記念事業委員会・事務局 “高麗とらい館”☎ 042‐978‐7432
武田幸男(東京大学名誉教授)
プロフィール
1961年 東京大学大学院人文科学研究科 修士課程修了
1968年 北海道大学文学部助教授
1971年 東京大学文学部助教授
1981年 東京大学文学部教授
1995年 定年退官し、東京大学名誉教授
主著
『高句麗史と東アジア~「広開土王碑」研究序説』岩波書店・1989年
『広開土王碑原石拓本集成』東京大学出版会・1988年
『広開土王碑との対話』白帝社・2007年
『広開土王碑』天来書院・2007年