第11回渡来人の里講演会「薩摩焼十五代沈壽官氏講演に500人の聴衆!!

第11回渡来人の里講演会「薩摩焼十五代沈壽官氏講演に500人の聴衆!!

6月22日(日)、第11回渡来人の里講演会「薩摩焼と朝鮮陶工の命脈」が、日高市文化体育館日高アリーナで開催されました。これは、日高市、高麗郡建郡1300年記念事業日高市実行委員会、高麗郡建郡1300年記念事業委員会が主催。埼玉県西部地域振興センターと、川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、坂戸市、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町、川島町が後援。当日は、雨模様にも関わらず、また遠方からの参加もあって、約500人の聴衆者が集いました。

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日高市文化体育館「ひだかアリーナ」に500人!!

講師は、約400年の歴史をもつ、薩摩焼十五代沈壽官氏で、ご自身の体験からにじみ出たバラエティに富んだお話しに、約1時間半熱心に聞き入っていました。薩摩焼きの誕生秘話や、韓国人と日本人の意識の違い、朝鮮人の血筋を継ぐ日本人としての悩み、陶芸の修行時代表現の真髄を、尽きることなく語っていただきました。

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薩摩焼十五代 沈壽官 氏

講演の最後に締めくくった言葉は、

「模様は、模様を作らず」・・・形の見た目だけを真似しても意味が無い。大事なのは、模様の奥にある創作者の意志である。

「伝統を継承しながら革新することである」・・・自分が立つローカルをとことん追求すると、それはインターナショナルになる。

よって私は薩摩焼きを創ることに意味がある。他の焼き物を創っても全く価値はありません。

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沈壽官氏、谷ケ﨑日高市長、大野記念事業委員会会長と高句麗衣装を身にまとったスタッフ