【高麗郡情報】企画展「埼玉の官衙(かんが)—律令時代の“お役所”—」 県立歴史と民俗の博物館で開催 2/17(日)まで開催中

【高麗郡情報】企画展「埼玉の官衙(かんが)—律令時代の“お役所”—」 県立歴史と民俗の博物館で開催 2/17(日)まで開催中

埼玉県立歴史と民俗の博物館 企画展

 埼玉の官衙(かんが) —律令時代の“お役所”—

 

開催期間:2019年1月2日(水)~2月17日(日)

開館時間:9:00~16:30(観覧受付は16:00まで

休  館  日:月曜日(ただし1月14日、2月11日は開館)

観  覧  料:一般400円、高校生・学生200円

※中学生以下と障碍者手帳をお持ちの方(付添1人含む)は無料

主催;埼玉県立歴史と民俗の博物館

後援:埼玉新聞社、テレ玉、FM NACK5

<アクセス>埼玉県立歴史と民俗の博物館へは・・・

東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅下車徒歩5分

駐車台数に限りがあります(18台)ので、できるだけ電車をご利用ください。

 

律令時代(7世紀後半から10世紀頃)の官衙(かんが・役所のこと)は、地方政治の中心であり「郡家」と書いて「ぐうけ」と呼ばれていました。埼玉県内では郡家と考えられる遺跡のほかに郡と国府、郡家間を結ぶ交通網や、須恵器、瓦の生産拠点などの遺跡が多く調査されています。

今回の企画展では官衙や関連遺跡の調査から、律令国家による地方支配の一端が紹介されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<高麗郡の郡役所(高麗郡家)はどこに?>

ところで、高麗郡の官衙(郡家)はこれまでの遺跡調査から、今のJR武蔵高萩駅北側を中心にあったと推定されています。「王神・拾石・堀ノ内遺跡(おうじん・じゅっこく・ほりのうち)」がそれで、青銅製と石製の丸鞆(まるとも)や巡方(じゅんぽう)という、役人がベルトに着ける装飾具などが出土しています。王神遺跡からは貴重な鳥型硯の欠片が見つかっています。まだまだ謎が多く今後の解明が待たれます。

王神遺跡(7次調査)見学会の様子 2017年7月

王神遺跡(7次)出土の須恵器

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の企画展では、県内で出土した貴重な遺物が展示されています。また、当会歴史講演会でも講演いただいた東京大学名誉教授の佐藤信先生の記念講演会をはじめ歴史民俗講座(いずれも事前申込要)、学芸員の展示解説もあります。ぜひ足を運ばれてみてはいかがですか?

詳しくは、チラシをご覧いただくか、下記の博物館ホームページでお確かめください。

<詳しくはこちらからどうぞ>

チラシはこちらから・・・県博企画展「埼玉の官衙」チラシ(PDF)

ホームページはこちらから・・・埼玉県立歴史と民俗の博物館ホームページ