【報 告】第3回渡来文化大賞受賞者へ賞状と賞金を授与・受賞者講演で会場がさらに盛り上がる 5月29日(土)
5月29日(土)、高麗神社参集殿2階大広間で、第3回日本高麗浪漫学会 高麗澄雄記念 渡来文化大賞の表彰式と身に講演会を開催しました。
当日は、30人ほどの会員や関係者のほか、大賞を受賞した著書の編集を手掛けた吉村さんと、岩波書店の関係者が出席、また奨励賞を受賞した古川さんは、京都の自宅からリモートで参加しました。
主催者からのあいさつのあと、今回から助成いただいている公益財団法人角川文化振興財団の小川泰弘さんからもご挨拶いただきました。
表彰式では、高麗1300会長大野松茂より、受賞者に賞状と副賞(賞金)が手渡されました。
表彰のあと、選考委員会の早乙女雅博副委員長から、選考講評が読み上げられました。
休憩をはさんでのミニ講演会では、古川さんがリモートで講演。古墳から発掘された馬具の金工品から、さまざまなことを読み解く研究について講演しました。
つづいて、大賞を受賞した吉村さんが、「渡来系移住民」特に高麗郡建郡に関連して講演しました。
「渡来文化大賞」は、古代史研究、とりわけ渡来文化についての研究成果(著書・論文・展示発表など)に対して大賞や奨励賞を贈り、これらの分野の研究が進むこと、若手研究者への励みになることを目的にしています。
第4回は、今秋頃より募集し、来年3月に選考委員会による審査によって大賞、奨励賞が決まり、同月末ごろに発表します。授賞式や講演会は5月を予定しています。
古代史研究・渡来文化研究者の皆様、奮っての応募をお待ちしております。
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